2011.09.05




あにーが虹の向こうに旅立ちました。
2011年9月3日、午後9時35分、あにーが旅立って行きました。
先月、31日辺りから急に眼やにで左目が開かなくなり、くしゃみをするようになって慌てて獣医さんに診せた所、猫風邪を発症したのだと言う事でした。
元々、母親猫から貰ったものが突然、発症してしまうようです。
初乳を飲んでいないあにーは免疫力も全くない状態でした。
私もその事はもちろん理解していましたので、ミルクには新生児用のミルクに初乳を混ぜてあげていました。
我が家に来てからは本当にミルクをよく飲んで、私の指や手のひらを痛いほどに吸ってミルク欲しいよってゴロゴロと喉を鳴らしながら甘えました。
とても頭の良い子で、普通は排便などは湿らせたコットンなどで叩かないと中々しないのですが、あにーは独りでうんちもおしっこもして、した後には鳴いて教えました。
たまに、甘えて膝の上で抱っこして仰向けにして身体を撫でてあげて
お腹を摩っていると喉をゴロゴロしながらおしっこを嬉しそうにちーーーっとまるで噴水にあるションベン小僧のように幸せそうにしました。
よく走り回り、早すぎてビデオが追いつかない早さでした。
いろいろなものに興味があってあちこちを探索し始めていたりして動き回っていました。
そんなあにーが突然、おかしくなってしまいました。
8月31日、ププカフェさんの出張から帰宅して、
あにーを抱っこして左目の様子がおかしいと、湿らせた脱脂綿で拭き取ると目から膿が出ました。
これはおかしいと思い、慌てて診療時間ギリギリに病院に連れて行きました。
車の中ではうんちもおしっこもしたりと元気もあって私の身体をよじ登ったり動き回っていましたので、普通の状態の様に見えました。
獣医さんに診て戴くと、小さすぎて注射が出来ないので、薬をミルクと一緒に飲ませて下さいと言われ、その日は病院で目に塗り薬とミルクと薬を混ぜて飲ませて戴きました。
体重は約170g。先生に小さいね…。
目が開いているからもう10日は経っている筈だよと言われました。
そのわりには小さすぎる。
我が家に来てもう、この日で10日目。
来た時には目が既に開いていた。ミルクは良く飲んでいたのに一向に大きくならなかった…。
この日の夜、突然、キャリーの中でひっくり返って動かなくなったのでびっくりして、一生懸命、身体を摩った。すると、暫くすると気がついて目を開いた。
獣医さんに電話すると時間外だったので留守番電話応対。
仕方なく、留守電に入れるとリコールがあり、「ただ、失神したのでしょう」と気楽な答えだけだった。なんで、突然に失神するんだろうか・・・。
原因も教えて下さらなかった。
あにーが心配でそれからは何度も何度もキャリーの中で寝ている時、エネルギーを送り続けました。
その次の日の31日の朝、少しですが、ミルクと一緒に薬を混ぜてあげました。
何回かミルクを飲みましたが量は明らかに減ってしまいましたが
少しでも口に入れてくれればといつもの半分の量ではありましたが口に入れてくれて2回目の薬も飲んでくれました。目の状態も目やにが無くなり、開いて良くなりました。
うんちもおしっこも変わりなくしてくれましたが、少しずつ運動しなくなってじっとするようになってしまいました。
次の日の9月1日、空けてミルクの飲み方が減ったので又、病院に連れて行きました。
すると、薬が入っていてミルクを飲まないのではないかと言う事を獣医さんがおっしゃり、皮下注射で薬を入れることに。薬の量は大丈夫なのかと私は念押しをしました。小さい身体や老体や弱った身体に平気で強い薬を打つ獣医師が居て、そのショックで何頭も何匹も亡くなってしまった子を私は知っているからだ。
獣医さんは「きちんと体重を量り、計算しますから大丈夫ですよ」と。
その言葉を信じた。
背中に注射なんてあにーにとっては一大事です。
でも、暴れずにひと鳴きしただけで、一生懸命に我慢してじっとして注射を受けました。
本当に何でも分かっていて、とても偉い子なんです。
次の日も来て下さいとのことだった。
その後、ぐったりと寝るようになってしまいました…。
たまに起き上っては、涼しい場所や冷たい処を選んでいるかのように移動しました。
状態をあにーに聞くと「だるい。ねむい。気持ち悪くはない。痛みはない。暑い」とのこと。
もしかしたら、薬のせいでだるいのかもしれない…。
人間も風邪をひいて薬を飲むとだるく眠くなる。
静かに寝かしつつ、ミルクを飲まないと体力が落ちる一方です。
あにーに「ミルク飲みたくないの?ミルクを飲まないと元気になれないよ。元気になってももにいちゃんやキト姉ちゃんと遊ぶんだよね。お約束してね。ミルク沢山、飲むって。ミルク飲もうね。きっとだよ」
そして、目覚めてミルクの時間。哺乳瓶の口から沢山たくさん、飲んでくれたのです。「偉かったね、偉かったね」褒めてあげて、「あーたん、あーたん、ちゅっちゅっちゅっ」、として撫でてあげました。
でも、相変わらず、だるそうにしています。
うんちとおしっこは整腸剤のおかげか何回かしっかりとした良いうんちもしていたのですが・・・。
次の日の9月2日、2回目の皮下注射に行きました。
この日も車中で動き回ったりいつもと同じようでした。
注射を打つ時、診察台であにーがちょっと歩いた時、獣医さんは「フラフラだね」と言いました。
けれども、私は、おかしい。フラフラだけじゃない。
手足が痙攣しているように見えたのです。けれども、獣医さんからはそのような診断はありませんでした。
今思えば、獣医さんに「これはただ、ミルクを飲んでいないだけのフラフラじゃなくて、痙攣じゃないか。薬が強いんじゃないか」と言えば良かったのかもしれません。素人判断とは言え、その時に、もう注射は止めれば良かったのかもしれません。
また、次の日に注射に来るように言われて帰りました。
ミルクは昨日よりも量をたくさん飲んでくれましたが相変わらず、だるいようでキャリーの中で殆ど、ぐったりとしていました。
キャリーの外に出て、床の上でじーっとする事が多くなりました。
耳を触るととても暑い。身体も暑いようです。
自分で冷やしているんだなと思いました。
ひとしきり冷やすと今度はキャリーに入って温かい場所に移動します。
本当に信じられないのですが、一般論では
「新生児は自分で体温調節ができないので出来るだけ温かくしてあげて下さい」
との事。獣医さんも同じことを言っていましたが、あにーは自分で体温調節をしていました。温めたペットボトルを置くと(熱くない、人肌の温度の)逃げるようにして冷たい場所に移動します。
そして、ひとしきりすると、自分の丁度良い温度になったペットボトルの傍に移動します。
信じられない位、しっかりとした子でした。
少し、おかしな行動をするようになりました。
キャリーの中で寝ていると突然、物凄い勢いで起き出して後ずさりしたり、移動するのですが、フラフラしている上にびっくりしたように急に起きるので転んだりぶつかったりしてしまいます。
心配なので、起きる度に支えて倒れない様にするのですが・・・。
床を移動するときには手足が少し震えるのです。
私は、フラフラではないと思いました。もしかしたら痙攣かもしれないと。
キャリーで寝ているあにーに話しかけました。
あにーは今まで「ぼく、頑張って行きたい。ミルク飲むよ」て言っていたのに「疲れちゃった」て・・・。
あにーが寝て起きた時に、「ミルク飲もうね。元気になろうね」とお願いすると、
ほんの少しだけ私の指に付いたミルク舐めました。
その後は、口を真一文字に閉めてしまい、もうミルクを飲みたくない様子でした。
まだ眠たそうだったのでキャリーに入れて横にしてあげました。
もう、薬は止めた方が良い。ちっとも改善していない、とあにーを見つめながら主人と話しました。
暫くすると起きたようなので主人が抱っこして撫でていると「鼻血だ!」と言ったので慌ててみるとくしゃみしながら鼻血が何度も何度も出てきました。
血圧が上がったのかもしれない。
でも、「さっき、キャリーの中でぶつかった」とあにーが言いました。
抱っこしていて撫でていると、急に手足をばたつかせておかしな動きをするようになりました。私の目を見て、「恐いよ」と。
「あーちゃん、どうしたの?痛いの?苦しいの?」と聞くと
「わからない、分からない」としか返ってきません。
あにーを胸に抱いている中で何回も何回も痙攣が起き、苦しそうにしているあにーの体を摩って励ますしか出来ませんでした。
段々と呼吸も激しくなって来て、身体が硬直し始めてしまいました。
ずっとずっと摩り続け言葉を掛け続けました。
「頑張っていきようね!ももにいちゃんときとねえちゃんと遊ぼう!頑張れあにーがんばれ、あにー」
9月3日夜、9時35分・・・とうとう、あにーは私の胸の中で逝ってしまいました。我が家に来て14日目でした。
今でもあにーの甘えたゴロゴロ喉を鳴らしている時のあのつぶらな瞳で私を見つめるいじらしい目が焼きついていて忘れられません。ワクワクするような元気な目線ではなく、
今思うと、とても淋しげな瞳でした・・・。
あの時、注射を打っても全く変化なかった。
あんなに痙攣するのは注射の副作用ではなかったのか…。
どうせ、亡くなる命だったならば、注射など打たなければよかったのかと。
自分の決断の甘さ、獣医師の言葉を信じ、注射に反論しなかったこと、自分の経験不足があにーを逝かせてしまったんではないのかと。
あんなに小さな身体で必死になって病気と闘って、一生懸命に絶えて絶えて、苦しんで苦しんで逝ってしまった。
あにーを救う事が出来なかった自分の力の非力さに愕然としました。
いくら母猫の初乳を飲んでいなかったからと言って、良い訳にはならない。
何にも出来なかった。
ただ、見ている事だけしかできなかった。
こんな結果、期待していなかった。
あにーは生きたいって、言っていました。
頑張るよって。
私にはもう、どうする事も出来ませんでした。
神様にあにーが亡くなる日に祈願した際に「あにーは持たんぞ」と言われ、
そんな事はない。
きっと、神様の隙間から邪霊がいっているんだと。全く、信じようとしませんでした。私には冷静な判断が欠けていたのかもしれません。
神様を正直、恨みました。
こんなに生きようとしたい小さな命さえも救ってはくださらなかった。
けれども、神様はどちらの味方でもないのですね。
私にとってその道が必要であったならば、例えそれが悲しい結果になったとしてもその道を私にお与になるのだと…。
それを受け入れられるまでには時間が掛かりました。
世の中には五体満足で生かせて戴いているのに、自分が辛いから、自分が大変だから、人生がつまらないからと自分の命を自分から捨てる人、いい加減に生きる人たちがいるのに・・。
そんな捨てる様な粗末にする命ならば、全部、あにーに代わりに貰えればよかった。
あにーは何にも人生の楽しさを知らずに何にも楽しめずに逝ってしまった。
自分のせいじゃなくて・・・。こんな自分になるつもりなんかなかったのに。
人間の勝手な考えで、母親猫からの初乳が必要な時期に引き放されて炎天下の下、ビニル袋に入れられて捨てられて。
それでも、必死で生きたいよ!!て助けて!!て言って生きようとしたのに。
来世があって、私はあにーが亡くなってから、あにーがリビングで転げ回って走り回る姿。階段の下で私が降りて来るのを待っている姿。
私の後をチョコチョコついて回り、洗面所のドアの所でじっと見ている姿を何度も見ています。
けれども、あにーをこの手に抱きしめて、あの子の温かさに触れることはもう、出来ません。
辛く受け止める事ができませんでした。
このあにーとのご縁は一体、何だったのだろうと…。
悟ることができませんでした。
このブログにあにーが逝ってしまった事をスピリチュアルヒーラーとして冷静に書くことなどとてもできませんでした。
私は、死と向き合う事も沢山あるスピリチュアルアニマルヒーラー、スピリチュアルカウンセラー、神職です。
けれども、ヒーラーである前に、修行の身の菩薩です。
やっと今日、皆さまにあにーの事をお伝えする事が出来ました。
短い間ではありましたが、あにーの事を心配してくださった多くの皆さま方にこの場をお借りしまして厚くお礼申しあげます。
あにーは皆さまの温かい真心で包まれて今、安らかに眠っています。
明日、荼毘に付します・・・。
可愛かった、私の最愛なる息子のあにーの身体のぬくもりとお別れです。
あにーは沢山の事を私に伝えてくれました。
ヒーラーとして私がどうあるべきか・・・。
あにーの荼毘が済んだら、仕事に復帰させて戴きます。
今後はあにーの死を決して無駄にしないように、あにーの為にも私に出来る精一杯の力を今まで以上に動物達の為に小さな命、尊い命を一つでも多く救えるような活動をして行きたいと思っております。
あにーと私にご縁を繋げて下さった、私の大事なクライアント様、本当にありがとうございました。
あにーと出逢えた事、あにーと過ごせた幸せな時間、心から感謝しています。
みなさま、本当にありがとうございました。